三好美覚の理科の授業
(花こう岩は100億年後どうなる?)<風化>
中学理科1年
学校近くの石材店から墓石作りで出た花こう岩のかけらをいただきました。
(少し結晶の大きさが小さいのが残念)
花こう岩は100億年後どうなるだろうか?
予想し、そう考えた理由を話し合いました。
その結果、水と温度がキーワードであることに気付きました。
そこで、温度を変化をさせ、できた結晶間のすきまに水が入りこむように実験を考えました。
太陽の光も風化に関係しているという意見から、虫めがねで花こう岩を熱する班もありました。
また、氷が凍るほど低い温度になるという考えから、氷水に熱した花こう岩を入れる班もありました。
氷水につけて、急冷しました。
すると、花こう岩の結晶間にすきまができました。(水の中に入れると、そのすき間から泡が出ました)
そして、黒雲母や長石、石英の造岩鉱物へとバラバラになることがわかりました。
長石が3つの造岩鉱物鉱の中で一番ぼろぼろになりました。
花こう岩の露頭における粘土は長石が風化したもの。砂は石英が風化したものです。